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作品は使い捨て?

プレイヤー層を分類してみた
http://w0wner.ria10.com/Entry/508/

先日更新したブログの記事。
タイトルの通り、最近のゲームプレイヤーの性質をいくつかの層に分けてみたもの。
詳細は記事を見てほしいのですが、こんな分類が出来るんじゃないかなぁと。

1.ゲーマー層
 ⇒ファンよりは合理的。評価が自分の好みに左右されない。
2.ファン層@ゲーマー
 ⇒ゲーマーよりは良心的で、ミーハーほど感情的でない。
3.ファン層@ミーハー
 ⇒作品の本質よりも、自分の好みや感情で評価するタイプ。
4.一般層
 ⇒深く考えるわけでも感情的なわけでもない、ごく普通のプレーヤー。
5.二次創作層
 ⇒ミーハーをこじらせて、作品を素材のように使い捨てる層。
6.懐古層
 ⇒昔は良かったと強く思い込み、最近の作品を大して知らずに叩く。

あくまでも私が見た所の分類なので、他にもあるかもしれませんが。
6番の懐古層はガンダム界隈に多いですね。今が見えない頭かっちこちタイプ。
そして個人的に「うーん」と思うのが、こちらも現実が見えてない「二次創作層」
今日はちょっとこの層についてお話をしたいと思います。



二次創作層とは言うものの、実際は閲覧するだけの人もこれに含まれます。
要は流行りジャンルに手を出して流行り廃れたらサヨナラというタイプ。
台風のように現れ、作品を心から愛する人、あるいは本質を愛する人の
心を傷つけて、そしてまた台風のように去っていくような人がこれです。
そういう人は、そういう人なりに「作品が好き」という「つもり」なのです。
その好きという気持ちを否定はしません。それもまた愛の形です。
(まあ、別にその作品である必要ある?みたいな捏造やCP作品もこの層によって作られるわけですが)
先日Twitterを眺めてたら「作品を汚されたと思うのは被害妄想(要約)」
というようなツイートが流れてきました。恐らく、この層にあたる人が
流したものです。汚されたと言うと語弊がありますが、
(誤解の無いようあらかじめ言っておきますが、ご本人も違う言い方をされてました。あくまでも要約。)
つまり作品を愛する形なんか人それぞれだし、こういう愛し方もありじゃん?
という事を仰いたいのだと思います。確かに、一理あります。

しかし先程チラつかせたように、最近の「二次創作層」の中に多いのが
「作品を素材のように使い捨てる人」なのです。周りの目を憚る事なく、
モラルやマナーの無い妄想や捏造を発言や作品といった形にして垂れ流し、
流行り廃れに関係無く本当に作品が好きな人を散々不快な気持ちにさせるものの、
いざそのジャンルが廃れる、あるいは別の流行ジャンルに出会ってしまえば、
あっさり切り捨て、あっさり乗り換える・・・。
我ながら散々な言い方ではありますが、実際はそんな具合ではないでしょうか。
発言の自由とは一定のモラルやマナーの上にこそ成り立つものです。
逆に何でもかんでもネチケット(笑)だのネットマナーだのと言って、
発言を必要以上に縛るのも私は嫌いですし、そうあるべきではないと思います。
(最近は作品を評価する発言すら許されないような風潮があるので、それはちょっと嫌です)
何も私は捏造や妄想をするなとは言ってません。趣味なら仕方無い事です。
他人がどう言っても変えようのない事。時と場所を考えればいいだけの話。
同じ趣味の人が集まるであろう個人サイトでぶちまけたり、Twitterでやるなら
鍵をがっちゃんする。pixivなら表紙に一枚注意書きを添える、
マイピク限定にする。たったこれだけの事でいいわけです。ね、簡単でしょ?
それでも、たかがこの程度すらの事も、面倒だと言う人も多いのです。
類は類を呼びます。言うまでもなく当然ですが周りにそういう人が多いと、
自分達がさも認められていると肯定的に捉えてしまいがちです。
そうではない人の方が多いんだと認識さえすれば、「素材の使い捨て」だって
表立つ事は少ないはずです。

・・・と、ここまでは真面目くさって語りましたが、個人的な事を言わせて貰えば、
私達(この私達は所謂ロイヤル「We」です)のように、作品についてあれこれと
語る人がいます。作品のこういう所が良い、こういう所はダメ・・・みたいに。
一見、ただ萌えるかどうかでしか判断していない層に比べたら作品に対して
真摯ではありますが、最近はこれが叩いてるだのネガティヴな発言だのと、
不快に思う人が多いのだそうです。世も末です。多分ですが、不快というより
「夢(妄想)を見ているのに現実(評価)を見せられた」という気持ちに
なるのだと思います。ていうかこれ、言うほどダメな事かね・・・?
最近はこういう層の方がビクビクして(不快にさせるのではという本当に余計すぎる心配)
Twitter等でも鍵をかけて発言されてる方が多いようで・・・嘆かわしい事です。
本当は表立ってないだけで、ちゃんと作品を見つめてる人も多いのかもと思いつつ、
それが表立つ事が許されない(わけではないだろうけど立場の弱い)のは、
作品自体の評価が正当になされない(本質的な意味で)事に繋がる気がして、
この先のエンターテイメント界が色々と心配です。おしまい。


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