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変わらなくてもいい事

最近の作品と昔の作品を比べて(主にゲーム)、
変えるべきではない事、変わらなくてもいい事、
そういった事をぼんやりと考えた結果がこれだよ!!!
「続きを読む」からどうぞ。


ジュン「世の中には変わらないモノってあるのかなぁ?ジュンは変わらなくて
    いいものも、あると思うピョン。例えば、思い出の場所とかって
    変わってほしくないよね~?久し振りに会った友達がランクが
    下がってたらショックだし・・・結局の所、好きだったものは
    好きだったままでいてほしいんだと思うんだピョン。
    もし変わらないモノがあったら、それってすごく貴重な気がする・・・」



上の言葉はどこでもいっしょで、ジュンが語ったものである。(※多少曖昧ですが)
かく言う私も懐古厨で「どうしてこうしたの?」「ここ変える必要ある?」などと
よく苦言を呈する(つもりではないのだが)事が、度々ある。
私は何も、昔のものは何でも良かった!と言いたいわけではない。
世の中には色々な人がいるが、こうした二次創作界隈では特にそうであるが、
「昔の作品こそ正義で今の作品はクソだ」と決めてかかっている人も多い。
懐古厨が「厨」たる所以は、つまりはそういう事なのだろうと思う。
私も便宜上、自分を「懐古厨」と言うが、懐古「厨」の定義がそれならば
私はそうではないと思っている。私が最近の作品についてあれこれ言うのは、
「昔の良かった所まで変える必要は無い」と思っているためだ。
(まぁ、勿論それだけじゃないんだけど・・・多くはそういった意味合いです)
新しい作品で、新しい要素で、新しい層を取り入れたいのだろうな・・・というのは、
プロデューサー(和田さんではなく、今の)の言葉から薄々察する事が出来る。
(これは批判になってしまうかもしれないが、あの方の発言からは「何が何でも発売直後に買ってくれ!」
といったようなニュアンスが感じられる。当然、売上的な意味でも割と大事なことではあるんだけど。
ファンにそれを悟らせるようではいけないなぁと、はじまりの大地発売の前後に思ったのでした。)

勿論それは売る方法としては、正しい。しかし私は、昔からゲーマーであった。

それ故に思う事がある。最近の作品は「楽しんで貰うための作品」ではなく、
「売るための作品」となってきているのでは?そんな気がしてならないのだ。
ゲームに限った事ではない。例えばミーハーが釣れるよう、イケメンを出す、
有名な声優を使う等・・・そう、「ライトユーザーを釣る」という傾向が最近、
様々な作品に見受けられるのだ。人に遊んでもらって、喜んでもらうだけ。
近頃は流行りのジャンルが廃れると遊牧民の如く、すぐ新しいジャンルに
移るファンが最近多いようだが、つまりはそういう事なのではないだろうか。
ある意味では、ターゲットを絞れていると言える・・・というのもまた事実だが。
こないだ話題になった、ソーシャルゲーム・・・アレもそう。お金をたくさん
落としてくれる層に向けて作ったもの。楽しんで貰うための物ではないから、
同じようなシステムを使い回す。それ故、コストはかからない。似た新しいものを
出せば出すほど、お金をたくさん落としてくれる。会社は儲かる。いい事だ。

しかし果たして、そこに本質はあるのだろうか?そうなると、話は別だ。
ソーシャルに限らず、他のゲーム作品やアニメなんかもそう。
とりあえず流行りモノを取り入れて、買ってもらう。では全てが終わった後に、
ゲームで言えばプレイした後に、プレイヤーの心の中には何が残るのだろう?
バカみたいに丁寧で簡単な作りで、達成感は得られるのだろうか?
そもそも今、ゲームをエンディングまでプレイできるプレイヤーはいるのか?
その割に、途中で気が移って他の作品を手に取り、積みゲーばかりが増える
所謂ライトユーザーは、果たしてそれでいいのか?ではゲーマー層はどうか?
ライトユーザーが投げてしまう作品をプレイして、満足できるのか?
又、ムービーばかり追う作品はゲームである必要は?

ここで話を「変わらなくていいもの」に戻す。
・・・決して本題を忘れていたわけではない。それは勘違いしないように。
では、昔の作品は一体何が良かったのか?何を、どこを変えなければ、
面白い作品になれるのだろうか?それを考える事が出来る人こそが、
ゲーマー向けの立派な作品を作る可能性がある人なのかもしれない。
そしてそれを考えられたなら、ゲーマーであると言えるのかもしれない。

・・・などと、頂き物のコーヒーを揺らしながらふと考えた夕方であった。
まあ、結局の所はジュンの言う通りで

「好きだったものは好きだった状態のままでいてほしい」

の、一言に尽きるんですけどねぇ・・・。
それが古参ユーザーの勝手と言われちゃ、それまでですが。



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